皆様こんにちは。鼠径ヘルニア日帰り外科広島アルプスクリニックです。
当ブログに足をお運び頂き,ありがとうございます.
『立っていると足の付け根の部分が膨れる。横になれば引っ込むんだけど』
『夕方になると鼠径部に痛みが出てくる、立ち仕事なので差し支える』
『調べてみたら鼠径ヘルニアと同じ症状だったが、病院に行く時間がないので放置している』
これらの症状は放置していても大丈夫?
この記事ではそんな疑問にお答えします。
ヘルニアとは『飛び出す』という意味のラテン語
ヘルニアといえば腰のヘルニア (椎間板ヘルニア)を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
ヘルニアは、腰に限らず、身体中あらゆる場所で起こり得ます。
椎間板が飛び出す椎間板ヘルニア
脳が何らかの原因で圧排されて飛び出す脳ヘルニア
胃が胸に飛び出す食道裂孔ヘルニア (嘔吐の原因)
などが挙げられます。
当クリニックで取り扱うのは、「そけい部」と呼ばれる足の付け根の部分から
お腹の中の臓器 (脂肪や腸など) が飛び出す、鼠径ヘルニアと呼ばれる疾患です.
そけいヘルニア (脱腸)、放っておいても大丈夫?
そけいヘルニアは『脱腸』とも呼ばれ、腸などの腹腔内臓器が筋肉に開いた穴を通ってお腹 (腹腔) の外に脱出する病態です。
この筋肉の穴は自然に閉じることはなく、もちろん薬で閉じることもありません。
筋肉の外に飛び出た腸がお腹の中に戻れなくなることがあります。
この状態は『嵌頓 (かんとん)』と呼ばれ、
徐々に腸の血の巡りが悪くなって最終的に腐ってしまいます。
腸の内容が下に流れることも止まってしまい、腸閉塞も同時に発症します。
これらの状態は、いつ何時、誰に訪れるか予測できません。
また、日常生活で予防することも出来ません。
このため、鼠径ヘルニアは気づいたタイミングが治療の適切なタイミングです。
懸念をなくし、安心してお仕事をするために
そけいヘルニアの治療には手術が必要です。
このため、腰が重くなるのも当然だと思います。
しかし、違和感や痛み、見た目の観点から
どうしても日常生活に影響が出てしてしまうのも否めないかと思われます。
当クリニックでは、全身麻酔による日帰り手術をご提供致します
麻酔科専門医による全身麻酔下で手術を行うため、術中は眠ってい痛みを全く感じません。
腹腔鏡で行う鼠径ヘルニアの手術は5mm前後の小さな創が3ヶ所のみなので痛みが少なく、早期の社会復帰が可能です。
懸念のない明日を生きるために、患者様に最適な医療を提供することを目指しています。
鼠径ヘルニアの治療は当院を受診ください
広島駅新幹線口から徒歩3分の鼠径ヘルニア日帰り外科広島アルプスクリニックでは、鼠径ヘルニアを内視鏡(腹腔鏡)による日帰り手術で治療しています。
鼠径ヘルニアの症状があるなど、お困り・お悩みの方はぜひ当院を受診ください。