こんにちは、鼠径ヘルニアの日帰り手術を専門とする広島アルプスクリニックです。
当院では鼠径部のしこり、膨らみの原因を探り、鼠径ヘルニアの場合日帰り手術を提案させていただいております。
術後も24時間365日LINE、電話からサポートを継続して行うことで、途切れることのないケアを可能とします。
鼠径ヘルニアは、腹部の臓器や脂肪が鼠径部(足の付け根)に突出する状態を指します。
手術が必要な場合、入院して行う方法と日帰り手術の方法があります。
それぞれのメリットとデメリットを見てみましょう。
入院手術のメリット
- 術後の監視とケア
手術後、数日間病院に滞在するため、医師や看護師による継続的なケアが受けられます。術後のリスクを管理しやすくなることが最も大きなメリットと考えられるでしょう。 - 安心感
術後すぐに医療スタッフがいる環境で過ごせるため、万が一の合併症や痛みが生じた際に迅速に対応してもらえます。 - リハビリと指導
退院前にリハビリテーションの指導を受けることができ、日常生活に戻るための準備が整えられます。
入院手術のデメリット
- 費用
入院することで医療費が高額になる場合があります。特に、保険がカバーしない部分が多い場合、経済的負担が増加します。 - 時間
入院手術は術後の入院期間を含めると、数日から一週間以上の時間が必要です。仕事や家庭の事情で長期間の休暇を取るのが難しい場合は不便です。 - 感染リスク
入院中に院内感染のリスクがあるため、長期間の入院はそのリスクが増加します - 認知症リスク 家庭と違う環境では認知発症のリスク、増悪のリスクが増加します。入院そのものがリスクとなるためご高齢の方ほど注意が必要です
日帰り手術のメリット
- コストの削減
入院を伴わないため、医療費が比較的安価です。特に短期間の入院と比べると、費用の差が大きくなります。 - 時間の節約
手術後すぐに自宅に戻れるため、入院期間が不要です。仕事や家庭の予定に大きな支障をきたしません。 - 快適な環境
自宅で回復することで、病院の環境と比べてリラックスして過ごせます。心理的なストレスも軽減されます。 - 認知症発症、増悪リスクの軽減 ご高齢の患者様にとって入院そのものが認知症のリスクと言えます。日帰りであり、入院しないということ自体が認知症のリスクを低減できると言えます。
日帰り手術のデメリット
- 術後の監視不足
手術後すぐに退院するため、病院での継続的な監視が受けられません。合併症や急な痛みが生じた際の対応が遅れる可能性があります。 - サポートの必要性
自宅での回復には家族や友人のサポートが必要です。特に一人暮らしの患者にとっては、サポート体制を整えるのが難しい場合があります。 - 不安感
術後すぐに自宅に戻ることに不安を感じる患者もいます。特に初めての手術や高齢者の場合、精神的なサポートが求められます。
結論
鼠径ヘルニアの手術方法を選ぶ際には、患者の健康状態、生活環境、経済状況などを考慮することが重要です。入院手術と日帰り手術にはそれぞれの利点と欠点があり、自分に最適な方法を選ぶためには、医師と十分に相談することが大切です。
前述しましたが広島アルプスクリニックでは、いつでも電話、LINEから相談を受け付けることにより、日帰り手術のデメリットを最小限にしつつ、お時間の無い方、入院に不安のある方に最大減のメリットを提供するよう日々努力しております。
お任せいただいた手術ですので、全力でサポートさせていただきます。小さなことでもご相談下さい。もちろん術前からサポートいたします。