日帰り手術後の自宅療養:快適な回復のためのアドバイス

こんにちは、鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術を専門とする広島アルプスクリニックです。

日帰り手術は、多くの患者様にとって便利で負担の少ない選択肢です。
しかし、手術後の適切なケアは、スムーズな回復と合併症予防のために非常に重要です。
ここでは、日帰り手術後の自宅療養に関する重要なアドバイスをご紹介します。

1.休息と活動のバランス

十分な休息
手術直後は体を休めることが最優先です。十分な睡眠を取り、無理な活動は避けましょう。

徐々に活動を増やす
担当医の指示に従いながら、少しずつ日常的な活動を再開してください。急激な運動は避けましょう。

2. 痛みの管理

処方薬の適切な使用
医師から処方された痛み止めは、指示通りに服用してください。

氷嚢の利用
手術部位の腫れや痛みを軽減するために、氷嚢を使用することが効果的です。ただし、手術の種類によっては禁忌の場合もあるため、医師の指示に従ってください。

3. 傷口のケア

清潔に保つ
傷口は常に清潔に保ち、医師や看護師の指示に従って適切に消毒や包帯の交換を行いましょう。

異常の早期発見
傷口が過度に腫れたり、発赤、膿、悪臭がある場合は、すぐに病院に連絡してください。

4. 食事と水分摂取

バランスの取れた食事
栄養バランスの良い食事を心がけ、体力の回復を促進しましょう。

十分な水分補給
脱水を防ぐために、十分な水分を摂取してください。

5. 日常生活上の注意点

入浴
当院では、術後3日目から入浴が可能となります。
3日目まではシャワー浴をお願いしておりますので、入浴しないようにご注意ください。

運転
当院では、全身麻酔による手術を行っているため、当日の運転は禁止とさせていただいております。
痛み止めを服用しているときに眠気が起こる場合も危険ですのでご遠慮ください。

家事
重い物を持ち上げるなどの負担がかかる家事は、しばらく控えてください。

まとめ

日帰り手術後の自宅療養は、回復を順調に進める上で非常に大切です。
個々の状況や手術の種類によって注意点が異なる場合もあります。
電話やLINEで24時間相談を受け付けておりますので、ご不安な点や質問があれば、いつでも当院のスタッフにご相談ください。

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